介護職、韓国への語学留学、ホテル、販売業など多彩なキャリアを経て、5年前にオグラエンジニアリングへ入社しました。コロナ禍による環境の変化をきっかけに「将来にわたって安定し、一生使い続けられる技術」を身につけたいと考え、全くの未経験から機械設計の世界へ飛び込みました。現在は京都の事業所で勤務しています。
前職はコロナ禍の影響を大きく受けた業界でした。その時、次に選ぶなら「景気に左右されず、自分の中に蓄積されるスキル」がある仕事に就きたいと強く思ったんです。魚の解体を担当するスーパーの魚屋さんと迷った末に、より深く専門性を磨ける機械設計職を選択しました。ゼロからのスタートでしたが、培ってきた「学ぶ姿勢」が今の支えになっています。
図面を描く作業は、私にとって「翻訳」に近いイメージです。単に形を描くのではなく、自分の意図を、部品を作る人にどうすれば正確に伝えられるかを考え抜く。その「伝わりやすさ」を追求する過程に、言葉を学んでいた頃のような面白さを感じます。相手の立場に立って図面を整える細やかさが、設計の質に直結します。
最初は「何がわからないかもわからない」状態でしたが、経験を積むうちに、バラバラだった知識が「あ、あの時のあれが、ここに繋がっているんだ!」と繋がる瞬間がやってきました。装置の一部だけでなく、全体の仕組みを理解できた時の感動はひとしおです。この「知識が繋がる楽しさ」こそが、5年以上続けてこられた原動力です。
自分が過去に質問したことや、つまずいたポイントを、後からすぐに見返せるように自分専用の資料としてまとめています。後輩を指導する際も、単に答えを教えるのではなく「どうすれば自分で早く調べられるか」というコツを、自分の資料を添えて伝えるようにしています。失敗も経験も、全てを記録に残すことが成長への近道です。
土日はしっかり休み、有給休暇を使って子供の幼稚園行事に参加するなど、家庭との時間を大切にできる環境です。現在の目標は「技能検定」の1級取得。会社が資格取得を全面的に支援してくれるので、高いモチベーションを持って挑戦できています。これからも「手に職」の価値を磨き続け、頼られる設計士を目指します。